アーティスト三好真弓がアクリル絵の具で制作した風景画を販売しています

山奥で育ちました。

山や田んぼの風景を見ていると、その表面からスーッと中に入っていって、見ている風景いっぱいに自分が拡がる感じがしました。大きな岩の上から向こうの森や谷を眺めるのが楽しみでした。

けれど、小学生の時にビルやガードレールばかりの町に引っ越してから、とたんに風景の中に入れなくなりました。それらの表面が私を跳ね返すのです。自分が世界から切り離されたように感じました。

なんとか周りと繋がっていたくて、入れなくなってしまった風景の表面の手触りを確かめながら描いています。